産地 ペルシャ産 サルーク
土地の名称としてのサルークはアクラの北方に位置します。
アラク地方の最高級品である『サルーク』を産するのは、サルーク村のみでなく、むしろギアサバドやマハラト等の方が多い、特徴は堅牢で板のように硬い構造とパイルを短く刈り込んだ 美しい仕上がりにあります。
柄はメダリオンコーナーの構図でフイルドにらせん文様やパルメットの花をあしらった物が目につきます、
花束文様、ペルシャ 語で『ヨーロッパの花』を意味し、切り取った花を集めて花束に似るので別名をブーケデザインとも言う
花束文様は19世紀の後半に西欧の装飾の影響のもとで採り入れられた物です。それまでペルシャには、具象的に花を書く手法はなかった。上流社会を観客としていたインテリアデザイナーたちが、コーカサス地方にフランス様式の絨毯を注文したことに端発すると言われ。この種の花模様は
ケルマンやクムの絨毯に多くシルヴァン、バクチアリにもその変形と見られる回柄があるます。