イラン産 トルコマン
寸法 292cm×212cm
*圧巻*艶がありもっちりとした弾力のあるハイクオリティウール
の手織り絨毯です
中央アジアは広大で、20世紀に入ると地域が分割され、西方はロシアに支配され、トルクメスタン、ウズベキスタンなどはイスラム、ペルシャ 絨毯の影響を受けることになり、茜や昆虫由来の染料で染めた深い赤を基調とし『ギュル』と呼ばれる多角形文様の繰り返しが特徴です。トルクメニスタン人が織るギュル文様は南へ伝播して18世紀パキスタンの絨毯文様として根付き、今も織り継ながれているが、本家はトルクメニスタンです。トルクメン絨毯を作った部族によって分類され、定住化が進んだ現代でも、自宅や地元の工房で絨毯作りを行っていて、人々にとっては身近な物であり続けた様です。
5列に配したギュル、腕の良い織り子さんが織られたと思われる、何とボーダーの数の多いこと、経年30年と言われていますがもっと時が経過してるのではと思われるほど、表情は豊かで、赤が綺麗です。
たすき文風の菱形で飾った上下両端のパネルはテットギュルの絨毯に見られる特徴です この絨毯はロシアとの国境に近いイラン東部バルーチ族の
女性が織った絨毯だそうです。