299cm×199cm 中央アジア一帯に住む騎馬民族の伝統を色柄をいまだに守り続けている アフガン絨毯
独特の赤色をベースとしたものがほとんどで欧米では非常に人気があります。
残念ながら日本との直接交易が無い為 我が国ではドイツ、パキスタン、ドバイなど第3国経由でしか入手出来ません
タバリン支配や内乱による大量の難民がパキスタンに流失してましたが、アフガン人が現在200万人 母国アフガンに帰国しておりパキスタンでの織り手が少なくなっている事もありアフガン絨毯は減少の一途をたどっているそうです。
縦糸、緯糸すべてが手紡ぎで赤色は石榴(ザクロ)の実の汁で、他はザクロの皮に鉄サビを加えた植物染め。
月日がたつほど光沢のあるビロードのように輝きをはなちます
織目の細かさは10cmにおよそ55〜60目程度細かく良質のウールが使われています。
平山郁夫先生は、ご本の中に、静かで強く幾何学的な堅い紋様ですが、特に アフガニスタン絨毯がお好きだったとか、書きしるしておられます。