30年前old素材 毛 100% 草木染め
素朴な味わいをもつ遊牧民や農民の手で作られていた キリムが最近とみに 注目されています
家畜の世話の合間とか農閑期に主として 婦女子が自家用に作るものであって 販売を目的として 作られた物ではないので 概して機械の織り幅は狭く 移動を繰り返すから設置と撤去の安易な 水平機が使われます。
その為 2枚のキリムを左右別々に織り 中央でつないで作る 伝統的な技法を用いた
キリムになります。上質な糸を使い 刺繍のように糸を巻き付けた ソマック織りとスザニ織りで織られたキリムで ダメージ、色移り、ウールの抜けなども無い状態の良い そして軟らかく細かい織りで落ちついた色合いながらも 柄は細やか見る人が見ればわかる素晴らしいきりむです
スザニ織り
裏に横糸を通してデザイン部分を表地に出す技法
ソマック織り
横糸が通っている地織りに新しく横糸を巻き込む、基本的に横糸をバックさせながら縦糸2本に絡めて織り込める技法。
平織りきりム(プレーン)と比べると 2倍以上の時間がかかります。その分生地の強度が高まり耐久性も増し 非常に丈夫なキリムとなりますし適度な厚みも出ます。
現地で 専門業者にてカーペットクリーニングがされています。