産地 アフガニスタン
寸法 137cm×86cm
経年 30年 オールド品
バルーチ絨毯を織っているのは、ホラサーン,及びアフガニスタン西武のバルーチ族でトルコマンやクルドと並ぶイラン代表的な部族で、周囲のペルシャ人に同化しています。
バルーチ族固有の文様といわれてものはなく トルコマンの絨毯にひんとを得たギョル風の幾何学文様や16〜18世紀にかけて東世紀にかけて東ペルシャでよく用いられたデザインの変形と思われる直線的な花模様を基調とするものや赤の色調が暗くて、全体に黒ずんだ印象を与えるものが多いなか、独特の配色が見事な 一枚で、マスタードの様なカラーは、あまり見かけしたことがない良形で稀な絨毯です。
アフガニスタン西武では山羊の毛が用いられる。織りの部族の絨毯としては、例外と言ってよいほど細かく織れています。